TAKESHI'S

〈実は先に「ソナチネ」観たんですけど、これがなかなか良くって他のも観てみてみたいなー、研究してみたいなー、と思いまして〉


研究するにあたって、どっから攻めるか悩んだわけですが、知ってる情報から総合的に判断して「TAKESHI'S」にしてみました。
つまり。


京野ことみの乳首で選んだのに決まってんだろ。
つまんねーこといわせんな。バカヤロー。


ま、それはさておき「色々大変なんだろうな…」という印象が強かった今作ですが、結論から言いますと、「そりゃあまあ色々大変なとこあるけど良いところもあるじゃないか。京野ことみの乳首とか」ってカンジです。


ま、それはさておき、たけしたけしと出会い、そっからたけしの話になるところは全然面白かった。「全然いけんじゃね?」と思ったよ。でも、そっからしばらくは結構ね、


ま、それはさておき


ってカンジが続きますよね。
というかさ、たけしじゃないほうのたけしの話がなげー。アレが辛い。ホントたけしのお話になった瞬間は面白いんだよ。
だからさ、あそこからもう一丁たけしのお話がたけしに転換されてたらもっと食べやすくって、いや、食べやすくは無いかもしれないけど、脳みそにクるアシッドな展開だったと思うんだよな。


つまりさ、「火の鳥 太陽編」的なね。


でもあれだよ、それはさておき、ゾマホンとか面白かったよ。タクシーが落下してくのとか好きだよ。あとさ、あとさ、


星座と銃撃の奇跡的な邂逅とか最高だったよ。


イイ意味で失笑したのは初めての経験だよ(←褒めてます。マヂで)


ま、それはさておき、アレだよね、途中から「インセプション」みたいな展開になるじゃん。
で、たけしにとっての「リンボ」が描かれるじゃん。あそこは超良かったよ。
メタのコンボからの「リンボ」。ちょっと精神にくるカンジで怖かったよ。たけしの抱える闇が浮き彫りになってた。


それまでの冗長でつまんない展開が、その一点に向かって収斂してったかのようなカタルシスがあったよ。


でもさ、物語はそこで終わらないんだよね。
それすらメタ的なモンにしちゃってるという、どういったらいいんだろうね、わざとすっきりとした帰着を求めなかったのかな、それすらよくわからん状態なわけで、すなわち映画としては全然美しくないけど、作家としての業みたいなモンはビンビン感じる興味深い映画だったよ。


あ、そうそう、京野ことみは絶妙にエロかったよ。
一瞬だけだけどとてもいい乳首だったよ。
というかもうちょっとだけ尺とってくんねえかな。
そしたら100点だよ、100点。
なんだ文句あんのか、このやろー。